上司との人間関係がうまくいかないときには
『上司となかなか反りが合わないので、上司と仲良くする方法を教えてください』という質問をよくいただきます。
多くの方がこういった経験をお持ちではないでしょうか。
基本的には、相手の良いところを認めてあげながら、だんだん相手に興味を持って、最終的には人間関係を円滑にしていくことが目標になります。
上司との人間関係がうまくいかないときには
具体的な方法としては、上司ですから会社で毎日会いますよね。
その人の良いところを毎日どんなことでも構いませんので3つ見つけてノートに書くというのを1カ月くらい続けます。
人によっては2カ月程度かかるかもしれませんが、今までご相談に来られた方は、だいたい1カ月くらいで結果が出ています。
但し、これには条件があって、1度書いたことは次に書けません。
例えば今日はネクタイの趣味が良いとか、今日はあいさつが爽やかとか、些細なことでも良いので書いていきます。
初めの1週間くらいは比較的ラクに書けるでしょう。
ところが2週間、3週間と経ってくると、そういった表面的なことは出し尽くしてしまって書くことが無くなるのです。
そうすると一生懸命相手の良いところを探して書かないといけなくなるので、相手の言葉の奥にある思いとか、言葉のニュアンスに含まれている優しさや思いやりなどの表面的ではない部分に目を向けるようになっていきます。
今までだったら興味がなかった相手の内面まで見るようにすると、「なるほどこういう考え方だから、こういう指示を出すのか」と不思議なくらい分かってくるのです。
ほとんどが1ヶ月もすればそういうことが分かって、「この人意外と良い人かも」という風に、だんだんと自分の脳が書き換わってきます。
そうすると自然に話もできるようになって、ストレスもなくなりコミュニケーションも自分から取ろうと思えるようになっていくことでしょう。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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