経営理念は人材募集にも活用できる
ミッションを新しく作り直した時、取引先や業者の方、お客様にも「こういうミッションを作りました」と説明して、「今後こういう方針でやっていきますよ」とPRすることです。
周囲の方もその新しい理念を作った社長に対して見方が変りますし、会社の考え方がはっきりするため応援もしやすくなり、口コミや紹介も増えていきます。
ですから、ミッションを社内的にも社外的にもどんどんPRしていくのが良いのではないでしょうか。
また、ミッションは人材の募集にも使えます。
経営理念は人材募集にも活用できる
私の顧問先にも、募集の広告を出すときにはミッションを書くことをおすすめしています。
ハローワークなどの職業紹介所から人材を紹介してもらう場合は、面接の前にメールやファックスでミッションを送り、宿題を出します。
「うちの会社はこういうミッションでやっています。それをあなたはどういうふうに捉えて、うちの会社でどのように働きますか?」
「ミッションを実現するためにあなたは何ができるかということを考えて面接に来て下さい」そうすると、ミッションを達成することができない人や苦手な人、この宿題に対して「え、これ何?」と思うような方は面接に来ません。
ですから、初めから使えない人を面接する時間と手間が省けます。
反対に、面接に来る人はミッションをきちんと理解して、会社の方針や理念、方向性、価値観を受け入れる素養がある人ということですから、会社にとって良い人材が来る確率がものすごく高くなります。
さらに、自分が会社のミッションに対して何ができるかということを考えている人を面接し、採用するので、入社しても指示待ちのような受け身の姿勢ではなく、自主的に会社のために動いてくれるような人材に育っていきます。
そういった社内外での活動にミッションを活用すると、業績も良くなるし、社員の教育にもなるし、面接でも良い人材が来るということです。
やはり、ミッションを明確に言語化することの力、言葉の力は大きいものです。
ぜひいろいろと活用してみてください。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
ブログの読者になる
メールで受け取ることができます。
関連記事
-
利き手が脳に与える影響
中井 隆栄
-
成功して不幸になった人・・
中井 隆栄
-
自分で自分を誉めてみよう
中井 隆栄
-
何をやっても「好スタート」が切れる人の秘訣
中井 隆栄
-
“中井流 「1/4 変更の法則」”とは
中井 隆栄
- PREV
- 社員の自主性を育てるには・・
- NEXT
- 新規客にリピートしてもらうためには・・・