コーヒーは眠気覚ましよりも、リラックス効果に・・
コーヒーの成分で脳に影響を与えるのは、ご存知の通りカフェインです。
カフェインは、脳を刺激して、思考力を高め、眠気を覚ます効果があることが知られています。
眠気覚しにコーヒーを飲んでいる人も多いでしょう。
ただし、カフェインそのものの含有量で言えば、コーヒー中のカフェイン量は0.04%で紅茶0.05%、ウーロン茶、ほうじ茶、煎茶が0.02%、玄米茶、番茶が0.01%、玉露が0.16%となっています。
コーヒーは眠気覚ましよりも、リラックス効果に・・
カフェインの成分で脳の眠気を覚まそうとするのであれば、コーヒーよりも他のカフェイン入り飲料の方が良いかもしれませんね。
ただカフェインをとり過ぎますと胃酸過多になったり、急性中毒症を起こしたりして、体に害を及ぼすこともありますので、とり過ぎは禁物です!
コーヒーに関して言えば、「コーヒーの香りの成分にはリラックス効果がありアルファ波が出る」という説もあります。
コーヒーは、紅茶やお茶と比べて香りの強い飲み物です。
コーヒーショップの前を通り過ぎただけで、コーヒーのいい香りがしてきます。
そのような強い香りを嗅ぐと、脳内のニューロンは、強い香りの方にエネルギーをとられて、他のニューロンを一時的に使わなくなってしまうのではないかと推測されています。
仕事や人間関係などでストレスを感じている時には、脳内の様々な部位のニューロンを使っています。
しかし、一服してコーヒーを飲んでいる時だけは、強い香りを感じ取る方にニューロンの活動が集中してしまって、一時的に雑事を忘れられるのではないでしょうか。
そのため、コーヒーを飲んでいる最中はリラックスでき、落ち着けるのではないかと考えられています。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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