楽観的な脳と悲観的な脳の違いとは?
コップに半分になってしまった水をもう半分しかないと思うか、まだ半分もあると思うか・・・
同じ現象を見ていながら、どうしてこんなに差が出てしまうのでしょうか?
モノの見方は、生き方や仕事にも大きく影響してしまいます。
例えば、リストラされてしまったことを悲観的に捉え、不安やストレスで体調を崩してしまう人もいれば、楽観的に捉えて自分の新たな価値を見出し人生を謳歌できる人もいます。
楽観的な脳と悲観的な脳の違いとは?
なぜ、このような違いが出てしまうのでしょう。
悲観的になるのは、右脳が作り出していると言われています。
また幸福感や活発な活動、前向きな考えは左脳が作り出していると言われています。
右脳が悲観論者でブレーキの役目、左脳は楽観的でアクセルの役目を果たしているのです。
このバランスが悪いと、うつ的になったり、そう病のように元気になり過ぎてしまうということなのです。
この左右の脳のバランスは、遺伝的な要因が強いようですが、感情と結びつきやすい扁桃体も影響すると言われています。
悲しいと思う時は、左の扁桃体と右の前頭葉が活性化され、同じように、右の扁桃体と左の前頭葉の活動が低下しても悲しいという感情が生まれるようです。
過剰な神経伝達物質が出た後では、しばらく枯渇状態となり、今度は呆然として何もやる気が起きない状態になる。
そうなれば、今度は悲しいという感情すら起きなくなってしまう。
そこから人はまた安定した感情の状態へ戻って行くのです。
悲しいことも時間が癒してくれるといいますが、脳の中ではこうした変化が起きているのです。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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