心には入り口がある?
接客や販売において最初のアプローチが非常に重要になります。
第一印象の良し悪しを左右するのは、理屈よりも、どちらかというと生理的なものに近いのです。
お客様に第一声をかけるときに、好印象を与えるコツがあります。
人間には、“得意な側”と“苦手な側”があります。
心には入り口がある?
誰かと2人で歩くときでも、自分の右側に相手が来てくれた方が楽だとか、あるいは左側に来てくれた方がしっくりくるとか、そういう感覚は誰にでもあると思います。
これは“心には入り口がある”ということです。
人には、入ってきてほしい側と、入ってきてほしくない側がある。
つまり、入り口側からアプローチすれば、相手は警戒せずに心を開いてくれるものなのです。
お客様の心の入り口が右なのか左なのかを瞬時に見極めることができれば、接客で声をかける効率が非常に高まりますね。
相手の心の入り口を見極めるための簡単な方法は、カバンを下げていない側が、心の入り口です。
タスキ明けに斜めに下げるタイプのカバンの場合には、カバンがある側とは反対側から声をかけます。
お客様がカバンを下げている側から声をかけてはいけません。
カバンを下げていない側から、すっと声をかけてあげる。
それだけでお客様の反応がずいぶん違うはずです。
ごく些細な違いですが、心の印象は、いつも繊細なことで左右されるものです。
ちょっとしたコツですが、これを知っているか知らないかで、売上は格段に違ってくるはずです。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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