携帯番号が脳を活性化させる?
受験勉強などをしているときに、「難しい問題を解いていて、汗が出てきた」という経験がありませんか?
勉強中は体の筋肉は全く使っていませんから、体から出てきた熱による汗とは考えられません。
おそらく脳のニューロンが活発に動き、ニューロンが出した熱によって、汗をかいているのではないかと思います。
つまり、汗が出るくらい、脳がエネルギーを消費しているということですね。
携帯番号が脳を活性化させる?
どのようなときに脳の働きが活発になるのかということですが、簡単な例を挙げると、数字の逆唱問題をやっているときに、脳は非常に活発に働きます。
「1、5、6、7、3、8を逆から言ってください。」というような問題が数字の逆唱問題です。
それに対して、「1、5、6、7、3、8を順番に言ってください」という問題は順唱問題と呼ばれます。
順唱問題のときには、脳はあまり活発に働いていないことがわかっています。
逆唱問題は、けっこう頭を働かせないとできないことがわかると思います。
試しに、あなたの携帯電話の番号を逆から言ってみてください。
難しくて、汗が出てきたという人もいるかもしれませんね。
脳のトレーニングとして、また脳のウォーミングアップとして、逆唱問題を利用してみるのも1つの方法です。
携帯電話のメモリーの中から、誰かの電話番号を選び出して、それをまず記憶してください。
次に、その電話番号を逆から言ってみましょう。
脳を活発に働かせるための良いトレーニングになるはずです。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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