経営理念をスタッフに浸透させるには・・
経営理念を社員に浸透させるためには、そもそも何のためにあなたの仕事があるのか・・
どんなお客様をどのようにするために存在しているのかということを明らかにする必要があります。
それが経営理念でいうところのミッション!事業の目的です。
それから、将来どうなったら良いのかという目標を立てます。それがヴィジョンです。
経営理念をスタッフに浸透させるには・・
もう1つ大切なことはバリューです。
社内の価値観を統一します。
その次に、安定化思考と可塑性の問題があります。
いきなりその話を社員にしても、始めはチンプンカンプンだと思います。
経営理念を明文化したものを会社に貼っておいたり、みんなに配ったり、いつでも見える状態にすることが必要です。
何かイレギュラーなケースが発生したときには、経営理念を判断基準として使います。
経営理念というのは会社の憲法です。
それに照らし合わせてどうかという判断をした上で、その解説をする必要があるのです。
例えば、「今回こういうケースが発生して、こういう判断をしたのは、会社のこの理念のこの部分を実現するためだ」ということです。
何かあるたびに「こっちのほうが簡単なんだけど、こういうミッションがあるからお客様のためにこちらを選択した」ということを、逐一、解説する必要があるのです。
次のステップとしては、社員が経営理念を理解してきたと判断されたら、何か新しいケースが発生したときには「これをどう判断するの?」と質問を投げかけます。
もしくは社員が相談に来たときに「あなたはどう思う?」とか、「経営理念に基づいてどんな判断をする?」と問いかけてみてください。
自分で考えるという習慣をつけることによって、経営理念が染み込んでいきますから、そのうち社員が自発的に判断して、あなたは確認だけすれば良いという状態になってきます。
経営理念、ミッション、ヴィジョン、バリューをきちんと明文化して発表し、いつでも見られるようにしてください。
社員全員に配布したり、もしくは会社に貼ったりして、常に何かあったら原点である経営理念に戻って物事を考えるということを全員ができるようにされると、だんだん浸透していくと思います。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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