採用面接における重要な2つの質問
私は、採用の際、絶対に聞く質問が2つあります。
まず1つ目は、「あなたのお父さんはどんな人ですか?」。
2つ目が、「あなたのお母さんはどんな人ですか?」という質問です。
採用面接における重要な2つの質問
これは、人間関係の価値観を調べるのに一番良い質問だと思います。
この質問の意図は何かというと、その人が父親について話すとき、
「うちの親父はすぐにイラついて雷落とすのです」
とか
「家庭のことを顧みないので、仲良くないのです」というようなネガティブな答えがたくさん返ってきた時は、採用は避けます。
それは、その親子関係が会社の上司と部下との関係に影響するからです。
父親の関係は、男の上司との関係に出ます。
もし母親との仲が険悪な場合は、女性の上司や部下に対して全く同じ関係が出ます。
無意識の世界で、両親に関連するようなもめ事やトラブルが必ず起きてしまうのです。
それとは逆に「うちの親父はこんな良いところがあって、こんなに立派で、尊敬しています」
「親父のおかげで今の自分があると思って感謝しています」という、尊敬や感謝の気持ちが出てくる人は採用します。
それが上司、ひいては一番の上司である社長に対して、同じような関係を無意識で作ろうとするからです。
会話の中で、野球や好きなものといった簡単な質問のどこかに混ぜ込んで、「ところで君のお父さんって、どんな方ですか?」と聞くと良いかもしれません。
他の質問の間に埋め込めば、違和感なく聞けると思います。
「うちの親父ですか、社長に紹介できるような親父じゃないですよ」と答える人を採用するのは止めたほうがいいですね。
これはすごく大事なことで、人間関係の原型は、自分と両親の関係からできています。
それが他の人との関係に全部反映していくので、親子関係の悪い人は基本的にはスタッフとして採用しないほうが良いでしょう。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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