自立すると感謝できる?
親として子供たちに、ぜひ伝え続けて欲しいことがあります。
それは人間は、一人では生きていけないという事実です。
自立すると感謝できる?
例えば、泥んこになって帰ってきても、次の日には綺麗な服を着て登校できるのは、誰かが洗濯してくれているからです。
また毎日、ご飯を食べられるのは作ってくれる人がいるからです。
このことを、子供に理解させる機会を作ってあげるといいですね。
子供には、口で言ってもなかなか伝わらないかもしれません。
ですから、伝えるためには自分でやらせることです。
大変さを理解させることなのです。
体操着くらいは、自分で洗わせてもいいのではないでしょうか。
洗濯機に放り込んで干すだけですから、難しいことはないと思います。
自分が履いた上履きも、自分で洗わせるようにしてはどうでしょうか。
上履きを持ち帰るのは大抵週末ですから、子供は開放的な気分になって友達と遊びたい、上履きなんて洗いたくないと思うかもしれません。
洗わなければ汚れた上履きをまた月曜日から履く羽目になりますが、それでいいのです。
自立する力は一朝一夕につくものではありません。
習慣づけが大切なのです。
大人でも本当に自立している人というのは、人に対して感謝もでき、優しくもなれると思います。
大変さ、辛さを自分も体験しているからこそです。
優しい子に育って欲しいと願う親は多いものですが、あれこれ道徳的なことを解くよりも、自分のことは自分でさせることが一番効果的です。
勉強だけできても、なんでも人にしてもらう人に感謝もできない、優しくもできないようでは、人間としての成長は望めませんね。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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