日本食で血液をサラサラに・・
魚の中にはDHAという成分が多く含まれています。
DHAとは、脂肪酸の一種でドコサヘキサエン酸の略称です。
DHAは、野菜や肉の中には、ほとんど含まれておらず、魚介類の脂質に含まれています。
日本食で血液をサラサラに・・
特に血液サラサラにする効果が注目されており、心筋梗塞、脳梗塞などの血管障害を防ぐ効果があるとされています。
そのほか、視覚機能向上などの効果もわかってきています。
また、脳内のニューロンのシナプスの幕は、基本的には、リン脂質などでできているため、魚の脂肪分の補給によって幕の性能に良い影響を与える可能性があります。
DHAによって膜流動性が高まり、脳のニューロンの神経伝達がよくなることがわかっています。
魚介類以外にも日本人が昔から食べてきた日本食には、健康づくりに役立ち、脳に効果をもたらす成分がたくさん含まれた食べ物があります。
梅干しもその一つです。
梅干しには、クエン酸という成分がたくさん含まれていますが、クエン酸は血液が固まる時に必要なカルシウムイオンを囲い込んで、血液凝固を起こりにくくするとされています。
つまり、クエン酸も血液サラサラを助ける成分の一つと考えられています。
また、日本食の代表的なものに納豆がありますが、納豆にはナットウキナーゼというタンパク質分解酵素が含まれています。
ナットウキナーゼは、血栓を溶かす作用があるという研究データも発表されています。
納豆の中にはイソフラボンという成分も含まれています。
イソフラボンは、もともと大豆に含まれている成分で、女性ホルモンと似たような作用が確認されており、更年期障害の予防や美白効果などにも役立つと考えられています。
蕎麦の中に含まれているルチンというポリフェノールにも抗酸化作用があり、血管を強化してくれる効果があると考えられます。
このように、野菜の中には抗酸化作用があるポリフェノールが含まれているものが結構あります。
ですから野菜をきちんと食べることは大切ですね。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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