整理整頓の極意は、使えるものは捨てる
大掃除などで、部屋をスッキリ片付けられるタイプとそうでないタイプの方がいます。
私は割と物を思い切って捨てられるタイプで、掃除をすれば大抵は室内がスッキリします。
整理整頓の極意は、使えるものは捨てる
部屋の整理整頓の極意は、「使えるものは捨てる」だと思います。
確かに「使えるもの」は、捨てずにとっておくのが一般的な感覚でしょう。
しかし、「使うもの」と「使えるもの」とでは、大きな違いがあると思います。
「いつか使えるかも」という感情を押し殺して、「使うもの」あるいは「必要なもの」だけを残す戦略が必要になってくるのです。
「いつか使えるだろう」という「もったいない」という感情は脳のどこから生まれるのでしょうか。
それは、同情回路にあります。
同情回路とは、痛みを受けている人を観察しているときに活動する神経システムとして見つかってきた回路です。
前帯状皮質などがこれに当たります。
ドアに指を挟んだりしたシーンを見ると、背筋がゾクゾクとしますが、
この時に同情ニューロン(神経細胞)が活動し、他人の痛みをあたかも自分のことのように追体験しているのです。
同情する相手は、人や動物である必要はなく、こうした物に向けられた同情こそが、「もったいない」の源になっていると考えられます。
「もったいない」とは、“物”を擬人化し、その“痛み”を脳に投影する精神活動なのでしょう。
上手に整理整頓をしたい方は、もったいの精神は捨て、「使うもの」「必要なもの」だけを残すように努力してみましょう。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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