ビジネスがうまくいかない人ってどんな人?(1)
私は約1,400人の経営相談を受けているうちに、ビジネスがうまくいかない人にはある共通点があることに気がつきました。
今回はビジネスがうまくいかない人の代表的な7つの問題点についてお話します。
ビジネスがうまくいかない人ってどんな人?(1)
1つ目の問題点は、『お金の本質を理解していない』です。
ビジネスとお金はワンセットです。
私はお金とは大変ありがたい、便利な道具であると定義しています。
お金は人類最大の発明であり人類は多大な恩恵を受け、貨幣経済が始まったのです。
お金とは厳密に言うと、決済機能、流通機能、蓄財機能の3つの機能を併せ持った便利な道具のことです。
私たちの脳のメモリーの中にあるお金に対する価値観や、感情の記憶は3歳から6歳のころに同居していた家族、特にご両親の当時のお金に対する価値観をミックスしたものが頭の中にコピーされています。
会社員のご両親に育てられると会社員のお金に対するマインドになりますし、経営者のご両親に育てられると経営者のお金に対するマインドになります。
ビジネスを成功させたいと思っているなら、経営者のマインドでないとうまくいきません。
ですからマインドを書き換える必要があります。
2つ目の問題点は、『お金に対してトラウマがある』です。
お金は便利な道具なのですが、コンサルティングを行っていると、意外に多くの方々がお金に対してマイナスの感情を持っていることに驚きます。
例えば、子どもの頃にお父さんが「お金持ちは悪いことをしているんだぞ」とか、お母さんが「うちは貧乏だから」と口癖のように言っていた場合。
「お金=マイナスのもの」「お金=ネガティブなもの」といった記憶が、潜在意識の中に作られてしまいます。
私はこれらを「お金のトラウマ」と呼んでいます。
お金のトラウマを解消しておかないと、ビジネスを行う上で切っても切れないお金との関係がうまくいきません。
3つ目の問題点は、『心の財布が小さい。または、セルフイメージが低い』です。
よく「あの人は器が大きい」などと言いますが、私は人間の心には財布があって、その大きさで受け取れる金額が決まっていると思っています。
その心の財布の大きさを決めているのが、セルフイメージ、つまり潜在意識にある自己像です。
セルフイメージが低いと、心の財布も小さくなり、大きな金額を受け取ることができません。
『幸せな成功者』のセルフイメージを先取りしましょう。
次回は、引き続き残りの問題点4つをお話しします。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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