VAKの鍛え方
NLP(Neuro-Linguistic Programming)神経言語プログラミングの中のモデルの一つVAKとは、脳のキャラクター、志向の違いを3つに分けたものです。
Vは、Visual=視覚
Aは、Auditory=聴覚
Kは、Kinesthetic=体感覚
の3つです。
VAKは、タイプによって話すスピードや使っている言語が全く違います。
VAKの鍛え方
たとえば、Vタイプは早口で、話す時には頭の中に画像が浮かんで、それを言葉に置き換えて話します。
言語も「話が見えない」「見通しが明るい」「ガラス張りで行こう」など視覚的な表現を使います。
Aタイプは、耳から入った情報を、そのまま音で出すので、話すスピードが一定です。
早すぎず、遅すぎず、非常に流暢で聞き取りやすいといえるでしょう。
言語は、「本音で話そう」「人聞きが悪い」「ざっくり話してください」と言った表現を使います。
Kタイプは、話すスピードが非常に遅くなります。
自分が体で感じたことや気持ちに集中していて、それを表現するために言葉を探しながら話すからです。
言語は、内面の気持ちや体で感じる情報に近いものになります。「あの人、感じが悪い」「そのように受け止めます」「話の趣旨をつかみました」と言った表現です。
VAKのバランスをとるには、ある程度のトレーニングが必要です。
トレーニングによって、オールマイティになり、相手の言葉やスピードのパターンに合わせることができるようになります。
Vタイプのトレーニングは、絵画や映画を細かくみることによって行います。
普段映画を見る時に、画面の中に何が映っているのかを探すクセをつけるといいです。
1画面にいくつ違うものが探せるかが、Vの能力の訓練になります。
Aタイプのトレーニングは、音の聞き分けです。
音楽を聴く時に、普通に聴くのではなく、楽器の一つひとつを聞き分ける訓練です。
普通の曲でも、15〜20くらいの音色があるので、いくつ聞き分けられるかやってみてください。
Kタイプのトレーニングは、筋肉を意識して運動をすることです。
筋トレやスポーツをする場合、どこの筋肉を鍛えているかを意識してトレーニングします。
ひとつの動きに対して、関係するすべての筋肉動きを感じながらやると、体感覚が鋭くなってきます。
VAK別の「話し方」「使う言葉」までをきっちりものにできたら、あなたはもうコミュニケーションの達人です。
どんどん実戦で利用していきましょう。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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