1日6時間寝ないと○○はなくなる
睡眠は、1日最低6時間(平均値)以上必要です!
なぜなら睡眠は、肉体の疲労を回復させるだけでなく、脳が記憶を定着させる時間でもあるからです。
1日6時間寝ないと○○はなくなる
起きている間に五感を通じて入ってきた情報を、脳は睡眠中に記憶しておく必要のあるものと不要なものに整理しますが、この作業には約6時間かかるのです。
つまり、6時間寝ないとせっかく覚える努力をしたことも「記憶」として残らないということなのです。
記憶の整理は、1日4回、約90分間隔で現れる「レム睡眠」と呼ばれる状態の時に行われています。
90分×4回=360分
つまり6時間必要なのです。
記憶は五感を通じて脳に入ってきますが、脳には「海馬」と呼ばれる場所が両耳の奥あたりにあり、ここで記憶を一時預かりします。
そして寝ている間に、海馬の中で必要な記憶と不要な記憶に分ける分別作業を行います。
必要な記憶は大脳新皮質という部分に送られ、そこでデータベースとして記憶されていきます。
一方、不要な記憶は海馬でデータ消去されます。
海馬が全ての記憶を一時預かりできる時間は約24時間で、時間の経過とともにデータをどんどん上書き更新していきます。
24時間分の記憶を分別する作業に約6時間かかるわけですから、もし、3時間しか睡眠を取らないと、24時間分の記憶データの全てを分別できない可能性があります。
この場合、海馬は分別作業が未処理のデータを分別不能として、あっさりと消去してしまうのです。
なんと勿体無いことでしょうか。
せっかく覚えたことならしっかりと6時間睡眠をとり、記憶を定着させたいですね。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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