東大生の教育法
東大に合格する子供と親の調査をしてきた東大生調査の中におもしろい結果を見つけました。
子供時代に親がどんな関わり方をすれば子供が賢くなるのか、そこには心理的な面が大きく作用していたのです。
東大生の教育法
東大生の親の育て方に共通していたのは普通の家庭で普通の子供に対するちょっとしたポジティブな心掛けでした。
○叱るより褒める
一般学生に比べて東大生に顕著だったのが「褒められた経験の多さ」です。
テストや学校で結果を残した時だけでなく、何かに取り組んでいる時、挨拶や他人への接し方など様々な面で東大生は褒められた経験が非常に多いのです。
その経験が、後に受験だけでなく人生の困難を乗り越えるための自分に対する信頼感と自信につながっていると考えられています。
難問や問題に直面した時に、やってやろうとポジティブな気持ちで取り組むことができるのは、褒められた経験からくる自分はできるという自信からなのです。
○勉強しなさいと言わない
東大生は親から、「勉強しなさい」と言われた経験が少ないと言います。「勉強しなさい」という命令口調で言われると勉強が苦痛で不快なものであると感じてしまいます。
そのため、東大生の家では勉強は楽しいものであると子供にインプットする工夫がされているそうです。勉強を遊びや楽しみに変えてしまう工夫がなされているのですね。
○お金をごほうびにしない
頑張った時に物やお金を与えて褒める親がいる一方で東大生の家庭ではお金や物ではなく、「言葉」のご褒美を与えます。
子供にとって、褒められることは物をもらう以上に効果があり親は自分をちゃんと見ていてくれている、という喜びと自信につながるそうです。
頭のよい子は、たくさん褒められ、勉強を楽しいものと思っていること常に、明るく楽しくポジティブな姿勢で勉強に取り組める環境があることがみてとれました。
ポジティブに取り組むと結果や成果が出ることはビジネスだけでなく、子供の教育でも同じなんですね。
では今日も、いい1日になりますように!
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