仕事の判断は、これでする!
仕事を進めるうえで、もっとも難しいのは物事の「判断」です。
その判断ひとつで会社に大損害を与えてしまうかもしれないし、選択によっては、全く売れない商品の在庫が山積みになるかもしれないのですから・・・。
仕事の判断は、これでする!
ここで、質問です。
今ここにA案とB案、二つの案があります。
あなたはどちらかを選択し、決めなければなりません。
どのような方法で、選択する案を決めますか?
普通は、「メリット・デメリット法」を使って、A案、B案それぞれについてメリットとデメリットを書き出して比較検討をします。
そして、メリットが多くてデメリットが少ない方を選ぶと思います。
この方法は、理性的には正しい判断を下せると思います。
しかし、人間の理性(顕在意識)に聞く方法なので、実際に行動を起こすときに、理性だけで出した結論には、人は従わないものなのです。
なぜなら、物事を決めるときにもっとも重要なのは、実はその人の「感情」だからです!
あなたも経験があると思いますが、理性に従い、行動しようとしたとき、感情(潜在意識)が拒否することがあります。
人間はとても面白いもので、感情が「やろう」と思わないと、どんなに良いことと分かっていても実行できないものなのです。
例えば、人に誘われて「行った方がいいよ」と言われた会合にどうしても行く気になれず、結局ドタキャンしてしまったという経験が誰にでもあると思います。
これは何らかの理由で潜在意識が会合を拒否してしまっているので、どうしても出席できないのです。
だから何かを選択する場合には、理性に聞くよりも、必ず感情に聞くべきなのです。
あなたは自分の好きな仕事ができる会社と、そこより給料が5万円高いけど好きな仕事ができない会社と、どちらを選びますか?
理性の領域で条件を検討するなら後者かもしれません。
でも、ほとんどの人は前者を選びます。
なぜなら、人間はやりたいことや好きなことがやれれば、給料が安くても、それを実現させてくれる会社を選ぶのです。
それは「感情」を優先していることに他ならないのです。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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