辻仁成さんの言葉から
「時代は絶対、中性ですよ。めちゃかっこいい中性的なおじいさんを目指します!」
と発言をされていた方を覚えていますか?
最初聞いた時、中性的なかっこいいおじさんてどういうこと?と理解ができなかったため必要以上に記憶に残ってしまったのですがこう発言されたのは芥川賞作家の辻仁成さんでした。
辻さんは、活動拠点をパリから日本に移されて京都造形大学の教授もされています。
ご自身のバンド「エコーズ」も復活されるようで今、また注目の存在ですよね。
昔に比べて、確かに風貌も変わり中性になっていたようですね。
辻仁成さんの言葉から
中性と言われて第一に思いつくのは中性洗剤ですが中性の意味を調べてみると、 対立する二つの性質のどちらにも属さない中間の性質のことだそうです。どちらにも属さないなんて生きづらくないのだろうか?そう思ったのですが、次の言葉を聞いて納得できる部分が増えました。
「男性、女性ではなく、自分自身の自性を生きる新しい日本人が生まれてきているような気がします。もともと年齢による上下関係が嫌いでした。今も若い世代と同じ地平にいたいのです。」
男性、女性、年齢の区別などは自分らしく生きるために必要ありませんよね?
彼のように中性に考えられるともっと人間は自由に、自分らしく生きられるのかも知れない、そんな気がします。
そんな辻さんは、人とのご縁を大切にされているそうです。
中国の古い言葉に「修身斉家治国平天下(しゅうしんせいかちこくへいてんか)」というのがあります。
これは、国を治めるためにはまず自分の家族や兄弟を治めそれから町を治め、県を治め、最終的に国を治める、それが優秀な政治家の道ですよという言葉だそうです。
私達も縁があって、家族、友達、地域社会とつながっているのですよね。
ビジネスも全てご縁だといっても過言ではありません。
自分がどのようなつながりを持って生きているのか何をすれば、そのつながる先に最良の変化を起こすことができるのか常に考える事も必要ですね。
では午後からも頑張っていきましょう!
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