脳の記憶に残りやすいのは7つ以下!
さて今日は、脳の短期記憶の限界数についてお話しますね。
脳の記憶に残りやすいのは7つ以下!
人間が瞬間的に把握して記憶できる対象の数は、どういうわけか7個程度だといわれています。
この「7」という数字は、米国の心理学者ミラーが発見したもので、「マジカルナンバー7」として知られています。
そう考えると私が演奏したベース音楽の楽譜も7つの音階(ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ)で出来ていますし、1週間も7つの曜日(月・火・水・木・金・土・日)から成り立ちます。
どうしてこれが6つ、8つではないのか?と聞かれると困りますかが短期記憶の限界が7つまでという研究結果が出ているのです。
そのため、このことが分かっていれば記憶が苦手な人は、記憶の対象を7つまでの数に区切ればいいことが分かります。
例えば、昔よく、円周率を暗記している人がいましたが、これもリズミカルに韻を踏む様に区切ればいいのです。
π = 3.14159 26535 89793 23846 26433 …
また、携帯番号や固定電話の番号もハイフンを入れることで、7つ以下に区切られ記憶に残りやすくなるのです。
5390457281
35390457281
よりも、
53-9045-7281
353-9045-7281
の方が覚えやすいですよね。
覚え難いものは、7つ以下に小さく(チャンク化)し、短期記憶に残りやすい形にしてみてください。
今日も、充実した1日をお過ごしください!
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