死んでいくのは使われていない神経細胞
今年、7年ぶりに本田技研工業(ホンダ)がF1に復帰することをご存知ですか?
1980年代~1990年代にかけて圧倒的に強かった英国名門チーム、マクラーレンとのコンビを2015年より再復活させます。
ホンダはエンジン、エネルギー回生システムをマクラーレンに供給し、精神面でも彼らと大きな結びつきがあり、最高のパートナーを築いていました。
それが2008年にF1から撤退。
ホンダが再び参戦を決めたのは、電気自動車やハイブリッドカーなどの環境技術がF1ルールに用いられることになったためだそうです。
将来の技術開発や技術者がF1に参戦することで大きく成長する、彼らの育成に大きな意義があるというのが名コンビ復活の背景でした。
F1もエコ?ですね。
死んでいくのは使われていない神経細胞
それにしても、7年という月日を経て名コンビを復活させることができるのは7年間生き続けている脳の神経細胞のお陰である、とも言えますね。(笑)
人の脳の神経細胞の数は、年齢を重ねるごとに減っています。
事実、毎秒1個のペースで死んでおり1日のうちに数万個も減ってしまうのです。
しかし7年前の記憶が生きているということはその細胞は死なずに残っているということなのです。
ではどのような細胞が1秒に1個死んでいくのでしょう?
答えは、“使われていない神経細胞”になります。
脳の神経細胞は約1000億個ありますがそのうち使われているのはほんの10%にも及びません。
ですから、1日に数万個減ってしまっても10%の使われている細胞は生き残るのですからそれほど心配はいらないのですね。
10%の神経細胞が駆使されて復活する名コンビ「マクラーレン・ホンダ(McLaren Honda)」が今年F1で観られることを楽しみに待ちましょう。
それでは今日も、充実した1日をお過ごしくださいね!
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