忘却曲線に負けない「メモ習慣」
ちょっと前に打合せした内容をきちんと思い出すことができないなんてことはありませんか?
大体は覚えているけれどどうしても思い出せないところがあるそんな時もあるかもしれません。
それは当然のことで、私達の記憶は、保たれる時間が限られています。
保たれる時間によって「短期記憶」と「長期記憶」に分けられるのです。
「短期記憶」とは30秒から長くても数分程度の記憶を呼び、それ以上の記憶は「長期記憶」と呼ばれるのです。
どんなに優秀な人でも、短期記憶は数分しかもたない、のですね。
忘却曲線に負けない「メモ習慣」
人間の生理的メカニズム上、記憶は時間の経過と共にどんどん消され忘れ去られていきます。
この現象は、エビングハウスの忘却曲線として知られています。
記憶は覚えた直後に一気に忘れて6時間後には、約60%消えてしまう・・・というから驚きです!
統計的に見ても、残っている記憶の量は24時間後、48時間後で50%以下となっています。
頭に残っている記憶の量:
24時間後 → 30%
48時間後 → 20% ・・・これ以上はなくなりません
そこで、、、私がお勧めしたいのが打合せなど聞いた事を直ぐに書いて残す「メモを取る習慣」です。
私自身も常にシステム手帳を持ち歩きリフィルの用紙を入れてそこに何でもメモするようにしています。
会社や自宅のデスクやベッドにももちろんメモ帳として常備しています。
その昔、私が営業マンをしていた時にもメモを取る習慣を付けていました。
営業として取引先に伺っている際にはあるセールストークを用いてメモを取っていましたよ。
そのセールストークがこちら。
「○○社長のお話は、大変勉強になりますのでメモを取らせていただいてもよろしいでしょうか?」
先ずこの一言を伝えておくだけで忘れずに内容を書き留めておけるだけでなく先方の方が話をしている時に、下を向いて書いていても失礼にあたりません。
むしろ積極的にメモをしてくれていると相手も更に役立つ話をしてくれるようになります。
「メモを取る習慣」は忘却曲線で忘れないためでだけではなく営業マンの方は、相手に気持ち良く話してもらうキッカケにもなるのですよ。
「メモを取る習慣」あなたも試してみてください。
では午後からも頑張っていきましょう!
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