学習の4段階という言葉をご存知ですか?
公開日:
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最終更新日:2015/05/27
学習の4段階という言葉をご存知ですか?
人は次の過程を経て、物事を学習しています。
- 無知の無能 (無意識に、できない状態)
- 意識の無能 (意識しても、できない状態)
- 意識の有能 (意識して、できる状態)
- 無意識の有能 (無意識に、できる状態)
知らないからできないという状態から知っていてもできないという状態を経て最終的には意識しないでもできるようになるのです。
具体的な例を挙げてお話ししましょう。
小さい頃、自転車の乗り方を教わりましたよね?
自転車を乗りこなすまでには、次の4つの段階を経ているはずです。
- まだ自転車の存在すら知らないので、乗りたいとも思わないし乗れない。 (無知の無能)
- 近所の子供達が乗り始めて、自分も乗ってみたいと思うけど乗り方が分からない。 (意識の無能)
- 両親に自転車を買ってもらい、補助輪を付けていざ乗ってみた、そしたら乗ることができた。 (意識の有能)
- 補助輪なしで、自由に自転車を乗り回せる。体が無意識にペダルのこぎ方やバランスの取り方などを覚えている。 (無意識の有能)
今、いちいち、次はこっちの足のペダルをこいで、と頭で考えなくても、スイスイと自転車に乗れるはずです。
それが学習の4段階の最終。
無意識の有能レベルで、学習の到達地点です。
では午後からも頑張っていきましょう!
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