心理的抵抗を覚えるのはどうして?
あなたは、組織に新しい人材を迎え入れたとき多少なりとも違和感を感じたことはありませんか?
あるいは、何か新しいことを始めようといざその環境に身を置いたとき何故かそこから逃れたいという心理状態に陥ったことはありませんか?
また楽しみにしていた海外旅行で、フライトに乗って現地に降り立った瞬間何とも言えない違和感を覚えることはありませんか?
恐らく人間であればこれらすべてが当てはまると思います。
これは何もあなた特有の感覚ではなく人間だれしもそうなのです。
心理的抵抗を覚えるのはどうして?
これは人間の脳の「安定化思考」と「可塑性(かそせい)」という習性によるもので、人は新しい出来事や環境に直面したときそれを直ぐに受け入れることができません。
人の脳の特徴ですから仕方がありませんよね。
ですから私達が、新しい事に対して拒否反応を示してしまうことは、ごくごく自然なことです。
そう思っていると、対策も立てやすいですよね。
つまり、何か新しい事を始めたい時は、ハードルの低いものから少しずつ変えていくという感じに心理的抵抗を感じにくいものから始めると良いのです。
すると少しずつ変化を受け入れる脳も徐々にその変化を受け入れられるようになります。
そして、一旦行動し始めると、脳は作業興奮状態となりその行動を完成させようと作用するためちょっとした変化を起こし続けることで
完全に変わるまで、継続して変化を起こし続けることができるのです。
新しいことに抵抗を感じるのは自然なことです。
脳の習性を理解し、どう対応するかを考える事が大切なのですね。
では今日も、いい1日に、なりますように!
ブログの読者になる
メールで受け取ることができます。
関連記事
- PREV
- 質問の質が人生の質を決める!
- NEXT
- 経営者・起業家のための応援ブログ!!