ゴルフのパットの成否は予測できる?
歌舞伎役者・人間国宝の中村吉右衛門さんが雑誌のインタビューで歌舞伎の世界についてこのように話されていました。
「“技は見て覚えろ”という世界です。数学のような方程式がなく、そのルールを守りながら紐解けば答えが導きだせるというものではありません。きほんとなる踊り、長唄、鳴物は幼い頃から必須で修練しますし何よりも、先人たちの演技、演目を見続けることが大切です。“芸は真似から”と言われていますがただ真似るだけでなく、自分自身の工夫ができて初めて一人前と言えるでしょう。企業の場合は、真似るというわけにはいかないと思いますが技術の伝承や創意工夫は常にされているのだと思っています」
“技は見て覚える”“芸は真似から”という言葉が印象的でした。
昨年6月から私がチャレンジしているゴルフもまさにこの言葉通り、プロコーチからプロの技を見て覚え反復して身につける練習をしているところです。
そのゴルフと言えば、プロでも成功するときと失敗するときがありますよね。
失敗するか成功するか実は脳活動を観察していれば予測できるそうなのです。
ある論文にこのようなことが書かれていました。
“ゴルフのクラブを握ろうと思ったときに強く握るか弱く握るかで前頭葉の脳のゆらぎが変わる。
プレーヤーは毎回、同じようにクラブを握っていると思っているが、ボールを打つ直前の脳の状態で成否は決まっている。
ホールに入るか入らないか以外に外れる場合はどれくらい外れるかホールまでの距離までも予測できる“・・・というのです。
ちょっとすごいと思いませんか?
一回一回、同じように真剣にプレーしているのに前頭葉の脳のゆらぎで、直前に成功するか失敗するか分かるというのです。
私のゴルフ練習も、毎プレー真剣に行っているのに打つ直前に成否が決まっているのです。
もしかしたら、このような成否はゴルフ以外のスポーツでもあるいはビジネスでも同じように決まっているのかもしれませんね。
それでは今日も、充実した1日をお過ごしください!
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