“起業家マインド”は芸能人マインドと同じ?
テレビで、タレントのヒロミさんがこんなことを言っていました。
「代わりがいくらでもいる芸能人は、与えられた仕事に対して全力投球する。サラリーマンにはそれがない」一字一句、正確には覚えていませんがこんな内容でした。
ご自分が経営する会社の従業員を指して言った言葉だと思うのですが、芸能人の方々が全力で仕事をしているということがこの言葉からひしひしと伝わってきました。
ちょっとでも失敗したり、世間から批判されることをしたり好感度が下がると、直ぐに代わりの人間が出てくるのが芸能界。
そのため与えられた仕事の一つひとつに持っている力を出し切るというのです。
“起業家マインド”は芸能人マインドと同じ?
芸能界の厳しさを感じるとともに起業家マインドと似たものを感じました。
起業家はサラリーマンとは違い仕事を見つけてきて、見つけた仕事に対して全力でサービスを提供し、その見返りにお金を受け取る仕組みになっています。
一方、サラリーマンは会社や上司から与えられた仕事に対して、決まった時間働けばその見返りとして給料が支払われますよね。
その働き内容が、会社の利益に直結しようがしまいがあまり関係なく、月額決まった給料が支払われます。
その働く環境も大きく影響していると思いますが起業家とサラリーマンでは仕事に対するマインドが大きく違うのです。
起業家が与えられた仕事に対して全力投球するというのは、芸能人に似ています。
少しでもサービスが悪いとお客様は容易に代わりを見つけられます。
世の中に代わりの業者はたくさんいるのです。
中小企業庁発行の「中小企業白書2014」に起業家に関する情報が載っていました。
そこには60歳以上で起業を希望する人、起業家である人の割合が高まる一方、若者の起業希望者及び起業家が減っているという数値が明らかになっていました。
60歳以上で起業する人は自己資金や社会経験が豊富にある、というのが大きな理由のようです。
また、若者の起業は減ってはいるもののITベンチャーでの起業が目立ち女性でも子育てや介護の分野での起業が増加。
若者は時代の流れと新しい分野への対応力が高いようです。
それでは今日も、充実した1日をお過ごしくださいね!
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