後出しじゃんけんは本当に有利か?
実は都知事選、最後の最後になって出馬を表明する「後出しじゃんけん」が有利といわれるジンクスがあるのですが、、、ご存知ですか?
実際に、直近の過去3名の都知事、青島さん、石原さん、猪瀬さんを見ても、全員が告示間際になって立候補を表明し当選した、「後出しじゃんけん」の勝利者なのです。
マーケティングの観点から見ると告示直前で立候補すると有利になるのは遅ければ遅いほど、選挙に近い段階でメディアの報道が集中し注目度が高くなるからであると思われます。
でも一つだけ、忘れてはならないのは「後出しじゃんけん」すれば誰でも勝利できるものではないとことです。
過去、勝利できたのは、ある一定の人達だけです。
それは、どのような人達であったと思いますか?
後出しじゃんけんは本当に有利か?
後出しじゃんけんをしても勝利できるのは「有権者の誰もが知る、知名度がある人に限る」のです。
そうではない人は、知名度を上げるために後出しじゃんけんなどしている隙はないということなのでしょう。
何か、面白いですよね。
この、「後出しじゃんけんができる人」とは私達のビジネスに置き換えると独自の売りである、USP(ユニーク・セリング・プロポジション)を持っているかどうかということが言えると思います。
このUSPという言葉は、アメリカ広告業界の巨匠ロック・リーブスが作った言葉で彼は自身が書いた本の中で「USP」を、こう定義しています。
広告はすべて、消費者に対して提案(プロポジション)をしなければならない。その提案は、競争相手が示せない、もしくは示さないものでなければならない。
それは独自(ユニーク)でなければならない。
その提案は、数百万の人々を動かせるほど強力でなければならない。
因みに、私のUSP(独自の売り)は、「脳科学・心理学とマーケティングを活用してビジネスと人生のバランスのとれた成功を実現する『幸せな成功者』育成塾の経営」ということになりますね。
あなたも、自身のUSPを作りビジネスの魅力・売りを一瞬でお客様に伝えられるようにしておく必要があります。
但し、あなたの商品がどんなに優れていても、独りよがりなUSPでは、ターゲットとするお客様に伝わりません。
第三者の意見も取り入れお客様がどんな客層で、どんなことを欲しているのかを明確に理解してから作ることが重要です。
お客様の心に響くUSPであれば例え、後出しじゃんけんをしても勝利できる、、、
それほど、自分の売りがある人やビジネスは強いのですね。
それでは、今日も、充実した1日をお過ごしください!
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