表情”でお客様の満足度が100%わかる
テレビで有名人やアナウンサーが食事をしながらレポートする、食レポを観る機会が最近多くありますよね。
「美味しいですね〜」「いや、最高ですね〜」
観ているこちら側が食べたくなるくらい最高の良いリアクションをしている場合がほとんどです。
たまには美味しくないとか、そこそこですといった類のコメントがあってもおかしくないとは思いますが、、、そのようなリアクションや評価は滅多にお目にかかりませんよね。
しかし職の専門家、シェフはお客様の表情を見ていると本当に美味しいと言っているのかがそうでもないのかが分かってしまうそうです。
心から美味しいと思っているときの表情は言葉では言い現せないほど豊かで見ているだけで美味しさが伝わってきます。
表情”でお客様の満足度が100%わかる
世界で最も有名な日本人オーナーシェフのNOBUこと松久信幸さんは、お客様の表情を見て100%満足しているかどうかを感じ取るそうです。
虎ノ門でセミナーをすることが多い私は、NOBU TOKYOに行くことがあります。
NOBUは、アイデアとホスピタリティーに溢れていますよね。
表情が満足していないときは更に考えて、考え抜いて、新しい料理を発想すると言います。
「お客さんに納得してもらうために、どこまで努力できるか追求するのが、僕のフィロソフィーです。
僕の料理はお客さんによって作られているといってもいいかもしれません。“こんなものを作ってみたら、お客さんはどんな顔をするだろう?と常に考えています。
喜んでもらうためには、どうやっておすすめすればよいか、どうやって出せばよいか、どうやって説明すればよいか、すべてに集中して考えます。
その一生懸命さが伝わると、相手も応えてくれる。
それが僕が言う、“料理は心、ハートで仕事をする”の原点なんじゃないかと思います。」
NOBUさんはお客様の表情とコミュニケーションを取りながら料理を提供しているのですね。
確かに、私達がお店で料理をいただくとき一番印象に残っているのはシェフの方があなたのために特別に作りましたとプラスアルファの扱いをしてくれるときではないでしょうか。
今までつくったことがない料理を作って私達のために出してくれることだけでプラスアルファの満足感を得ることができます。
シェフは常に、どうしたらお客様に100%満足の表情で帰ってもらえるか頭をひねって考えているのです。
ですから私達もテレビの食レポのように無理に、美味しい!最高!と100%満足しているリアクションをする必要はなく思った通り、感じた通りのリアクションと表情をすればシェフと私達、双方のため一番良いのです。
シェフはお客様が100%満足する表情を見たいと喜ばせる料理を一生懸命つくってくれますし私達はそれによりプラスアルファで最高の満足感を得ることができるのですから。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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