激励だと思って頑張ります!
今年の四月、サッカーJ2横浜FCの元日本代表、三浦知良選手についてのある発言が話題になっていましたよね。
それは野球評論家の張本勲さんが発した次のようなものでした。
「カズファンには悪いけども、もうお辞めなさい。若い選手に席を譲ってやらないと。しがみつく必要はないでしょ、あれほどの選手なんだから。指導者に・・・」
この引退を促すような発言にネット上で張本さんに対する批判の嵐が巻き起こっていました。
一方の三浦選手といえば、「激励だと思って頑張ります!」批判をプラスに変えていました。
その後、引退を促した張本さんも「辞めた方がいいと言われて普通ならクレームをつけるもののそれをさらりとかわして、先輩からの助言だと言ってくれる。こんなこと言う人いるの?男らしいというか腹がすわっているね」と絶賛する側にまわっていましたね。
激励だと思って頑張ります!
この一連の動きを観ていた人の中には三浦選手を応援する人も、張本さんと同意見の人も両方いたことでしょう。
しかし張本さんと同意見の人はネットで張本さんの味方をすることなくひっそりその意見を自分の中におさめていたはずです。
それは何故でしょう???
人間はそもそも異なる意見を持つ生き物です。
しかし無難に生活するにはその場を丸くおさめる意見に合わせておく方が安心であるという心理が働いてしまいます。
今回もその良い例ですね。
真似をすると自分の負担が減ると同時に大抵の場合は失敗も少なくなると知っているからです。
しかし周りの人の意見がそうだからと自分の意見を条件反射的に合わせている自分に気が付いたら本当に自分の意見はそうなのか?
ただ無難に生きようとしているだけなのではないか?
と立ち止まり考える時間を持っても良いかもしれませんね。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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