炭酸水の味をイメージしていました
かつて横浜ベイスターズを優勝に導いた守護神と呼ばれその後メジャーリーグのシアトルマリナーズに移籍した佐々木主浩・元プロ野球投手を覚えていますか?
今は野球解説者・評論家、タレントとして活躍していらっしゃいますよね。
その彼が高校時代の厳しい野球練習を思い出しながらこう語っていました。
「練習中にもうダメだ、苦しい、辛いと思ったときは練習が終了した後に仲間たちと行く駄菓子屋で飲む炭酸水の味をイメージしていましたよ。」
これを聞いて、確かにそうだなあと思いながら同じようなことをしていたある同級生を思い出しました。
炭酸水の味をイメージしていました
高校受験を控えていたある日その同級生は毎晩、受験勉強をする際に問題集や参考書の間に大好きなタレントの写真をはさんでおくと言ったのです。
大好きなタレントの写真をその日やらなければならない目標とするページの後ろにはさみそのページまでたどり着ければタレントに会えるという設定を自ら考え、飴と鞭で受験勉強を乗り越えたのです。
苦しみや報酬は何であれ私達も同じような経験を日々、していますよね。
例えば、ダイエット中の方は3日に1回だけスイーツを食べて良いと自分に許可を与えたり、目標の経営売上げに達したらご褒美に前から欲しかったものを買って良しとしたり、私達は常に、苦しみの後ろに報酬を掲げそれらをセットに行動しています。
このように人は壁や困難に立ち向かう時、自分の中に報酬を用意しておくことが多いのです。
別の言い方をすれば、報酬を用意しそれを強くイメージすることで行動の原動力やモチベーションを上げることができるとも言えます。
疲労困憊の時や、行動の意味を見失いそうになった時、迷いが生じた時などは、それらをやり遂げた後に得られるものを少なくとも1分間、イメージすると良いでしょう。
実際に味わえる炭酸水や、タレントの顔、久々に味わえるスイーツなど実際に物理的報酬をイメージすることで今、行っていることが実現可能なことなのか理想と現実のバランスを見つめることができます。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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