物事の始まりと終わりは集中力が増す?
心理学の言葉に“初頭効果”と“終末効果”という言葉があるのをご存知ですか?
あることのはじめと終わりには集中力が増し、物事が一番はかどることをこれらの言葉は表しています。
と言うと、思い当たる節がありますよね?
人間の理性が働かないときってどんな時?
午前の早い時間に仕事を始めた頃は「よし、やってやろう!」と集中力が高まっており、やる気も満々です。
この状態が、初頭効果です。
でもしばらくすると多少集中力が落ち、少し休もうと、コーヒーなど飲み物を飲んでみたり、休憩に席を立ったりします。
でもまた昼食時間が近づいてくると、午前中に少なくともこれだけは片付けてしまおうとダッシュして終わらせたい気持ちが出てくるのです。
終わりに近づくにつれて出てくる、やる気と集中力が、終末効果です。
作家の方々は良く、原稿の締切り前に集中して書き上げる方も多いと聞きますが、これも終末効果が働いていると言えるのでしょう。
何かを始めたときと、終わりに近いとき、人によって自分の力を発揮できる時期というのは異なると思いますが、初期効果と終末効果の存在を知っているとときに役に立つことがあるかもしれません。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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