お客様が求める商品を生み出すには?
ある雑誌にこんな記事を見つけました。
「“団塊・シニア世代向け”とうたった商品が売れないその理由は、次の3つである。
- 商品の質がターゲット顧客の求める水準に達していない
- 内容がてんこ盛りで、他との差別性がぼやけてしまう
- 「中高年層はこう」と決めつけた商品になってしまう」
お客様が求める商品を生み出すには?
中高年層はお金も時間も持っていて商品が少し高くても買うだろうという商品提供側の勝手なイメージや思い込みが売れない商品を生み出しているというのです。
これはターゲットが中高年層、いわゆる団塊・シニア世代以外でも同じことが言えますよね。私達もターゲットとしたいお客様についてあらゆる想像をします。それが必ずしも合っているとは限らないのです。
“この業界の経営者は○○である”といった思い込みを防ぐためにも「お客様の生の声」をフォローすることが大切なのですね。
例えば自分の会社の「スキル」や「クオリティ」をかってくれるそう思っていたのに、実際に買ってもらったお客様に聞くとスキルやクオリティとは別の理由で購入したとおっしゃることがあります。
実際に聞いてみると「デザインが良かったから」「場所が近所で便利だったから」「広告の感じが良かったから」自分が自覚していないような理由でお客様が買ってくれていたことに気づくはずです。
気をつけなくてはいけないのは売る側の思い込みでお客様のニーズや好みを想定し勝手に商品を生み出してしまうこと。
答えを持っているお客様は周りにたくさんいます。
ターゲットとしたいお客様が本当に求めているものは何なのかその人に確認することが一番の近道であり結果も出やすいといえるのです。
理想の商品を頭の中で創り上げるより実在するお客様の意見を聞きその意見を取り入れる方が売れる商品を生み出しますよ。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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