年を取ると時間の流れが速くなるの?
自分の子供時代の夏休みは、ラスト2日くらいで宿題と格闘するというような感じだったのですが、その反省もあって、うちの子供には計画的に毎日、宿題をさせるようにしています。
長かった、でも、終わってみると短かったような夏休み。
人間の記憶は、感覚的なものですね〜年を取ると時間の流れが速く感じるようになるなんて話を良く聞きますよね。
実際に若い頃を思い出してみても10代、20代のころよりも、30代を過ぎてからの方が時間が速く過ぎているような感覚があります。
それは何故でしょうか。
年を取ると時間の流れが速くなるの?
フランスの哲学者、ポール・ジャネがある法則を発案しています。
その法則とは、「主観的に記憶される年月の長さは年少者にはより長く、年長者にはより短く評価される」という現象で “ジャネーの法則” と呼ばれています。
簡単に説明すると、人が心理的に感じる時間の長さは年齢に反比例するというものです。
例えば10歳の子供は、1年を人生の10分の1の長さに50歳の人は、1年を人生の50分の1の長さに感じるのです。
またこの法則以外にも社会人になればなるほど、生活が単調になり同じことの繰り返しになることも時間が速く感じられる理由であると考えられます。
子供の頃は知らないことばかりで毎日が新しい発見の連続ですが大人になると社会や生活について知り尽くしてしまっています。
また1日のうち8割が同じことの繰り返しであると言われるように、私達は日々、同じことを繰り返しているのです。
未経験のことをしている時の方がより時間を長く感じるという人の特徴も時間の流れの感覚と関連しているのかもしれません。
大人である私達も、日々新しいこと、新鮮と感じられる経験をするように心がけると、時間の流れの感か方を変えることができるのかもしれませんよ。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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