あなたのビジネスはニーズorウォンツ寄り?
森永製薬が米国のウィダー社と提携し発売しているゼリー飲料、「ウィダーインゼリー」を飲んだことがありますか?
飲んだことはないけれど名前だけは知っているという人もいるかもしれませんね。
このウィダーインゼリーは、朝食を手軽にとりたいという若者のニーズに合わせて作られたそうですが発売当初はあまり売れなかったそうです。
そこで若者に人気の某タレントをCMに起用しその名を世に浸透させることで、手軽に朝食をとるには「ウィダーインゼリー」という若者のウォンツにまでで変化させることができたのです。
あなたのビジネスはニーズorウォンツ寄り?
ここでニーズとウォイツの意味をおさらいしておきますと、ニーズ(Needs・必要性)=人間生活上必要なある充足状況が奪われている状態。
ウォンツ(Wants・欲求)=そのニーズを満たす特定のものが欲しいという欲望。
ニーズの方が「○○しなければならない」
ウォンツの「○○したい」よりもかなり強力です。
食を取るという人間が生きる上で必要なことでもそれを満たすために作られたゼリー飲料を欲しいと思わせることができなかった
そのためにはどのようにしたら良いかと考えた結果
うまく若者の心をつかみウォンツまで高めることができたのですね。
ビジネスはこのニーズとウォンツが絡み合っています。
ご自分のビジネスもニーズに基づく割合が高いのか、ウォインツに基づく割合が高いのかあるいはその両方を含むものなのか
ポジションに合った戦略を組み立てることが大変重要なのです。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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