脳が反発する状態とは?
脳には変化を嫌い、安定を求める「安定化志向」と少しずつの変化しか受け入れられない「可塑性(かそせい)」という習性がありました。
覚えていらっしゃいますか?その習性からすると、脳が変化を受け入れやすくなる状態は毎日少しずつ、少しずつ継続的に情報をインプットされた時でした。分かりやすく説明するために一気にテンションをあげる自己啓発セミナーを例にとってご説明しましょう。
一気にテンションをあげるセミナーは参加している間は、体を動かしたり大きな声を出したり、泣いたり、笑ったりして脳が興奮し活発になり自分には何でもできるような気分になりますよね。
しかしセミナー会場から離れ、自宅に戻り一晩寝ると同じテンションが保たれていることはないのではないでしょうか。
そんなことはないと思う人もいるかもしれませんが脳の習性は万人共通で、人によって個性が出るものではありません。
変化を嫌い、安定を望む脳が一時の興奮状態を維持することはないのです。
多少時間の差はあるにせよ、必ずもとのテンションに戻ります。
脳が反発する状態とは?
テンションが戻りやる気がなくなってしまったらそのセミナーに参加した意味がなくなってしまいますよね。
そのためにも、脳の習性を上手く使った方法が成功への一番の近道なのです。
「安定化志向」と「可塑性」を上手く使うには脳が受け入れられるだけのちょっとした変化を毎日毎日、繰り返し、与え続けることなのです。
例えば、【中井隆栄経営塾】でお勧めしているものに夢や願望を書いたマジックリストというリストがあります。
このリストを毎日見て、現在とのズレを認識しリストを更新していく方法なら、脳が少しずつの変化を受け入れる状態を作り出すことができるのです。
一気に変えようとすると脳は反発します。(人間と同じですね)成功や結果に結びつけたければ少しずつの変化を、継続的にインプットすること。
そのことを頭に入れておくと行動が少しずつ変わってきますよね。
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今回のAUDIO BOOKで、インタビューアーを務めていただいた
早川洋平さんと、収録直後に収録した対談を上記からお聴きいただけます。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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