多くのストレス解消法は効果が無い?
仕事で嫌なことがあったり、何かストレスに感じることがあったらあなたはどんなことをしますか?
恐らく何か楽しい気分になれることをするはずです。
仲間とパーっと飲みに行ったり、好きな食べ物をいつもより沢山食べたり、ゲーム等をして鬱憤をはらす人もいるかもしれません。
これらをすると脳の報酬システムが活発になりドーパミンを分泌させるため気分が良くなることは確かです。
しかし……米国心理学会によると、ストレスを解消するにも効果的な解消法と効果が低い解消法があるそうです。
先ずは、最も効果が低いストレス解消法とは実際にどのようなものかを見てみましょう。
多くのストレス解消法は効果が無い?
「最も効果が低いストレス解消法」
- ギャンブル
- タバコ
- お酒
- やけ食い
- テレビゲーム、インターネット
- テレビ、映画を2時間以上観る
今日はパーッと飲みに行こうとか、むしゃくしゃするからただ闇雲に食べてしまうやけ食いはストレスが一番解消されるようで実は効果が低いのですね。
では、効果の高いストレス解消法はどのようなものかと言うと…
「最も効果的なストレス解消法」
- エクササイズをする
- 礼拝に出席する
- 読書や音楽を楽しむ
- 家族や友達と過ごす
- マッサージを受ける
- 散歩する
- 瞑想やヨガを楽しむ
- 趣味の時間を過ごす
一見、何が違うのか分かりにくいかもしれません。
効果が低いストレス解消法は、ただドーパミンを放出して報酬を期待させるだけだと言われています。
一方、効果が高いストレス解消法は、ドーパミンを放出させる以外に気分を高揚させる脳内化学物質セロトニンやγ(ガンマ)アミノ酪酸、気分を良くするオキシトシンなどのホルモンを更に活性化させるのです。
脳内のストレスホルモンを減少させ、治癒反応やリラクゼーション反応を起こす効果が期待できます。
本当に効果がある方法とは、ドーパミンを一気に放出し分別を失うことで開放感を感じさせることではなく気分が良くなったとは気づかないうちに治癒やリラクゼーション効果を与える方法なのでしょう。
私達が普段とりがちなストレス解消法をもう一度見直す必要があるのかもしれません。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
ブログの読者になる
メールで受け取ることができます。