満腹より腹八分目が良い理由とは?
休日はどのようにお過ごしですか?
いつもよりゆっくりと時間を過ごし、手の込んだお料理で家族サービスしているなんて方もいらっしゃるのではないでしょうか。
食を囲めば人は不思議と笑顔になりとても幸せな時間が流れますよね。
満腹より腹八分目が良い理由とは?
食の前では笑顔になるのは、食べ物が与えてくれる満足感や安心感からかもしれません。
さて、昔から「腹が減っては戦ができぬ」という言葉がありますが食は私達の生活の基本ですね。
何をするにもお腹が空きすぎると力が入りません。
仕事にも集中できず、食べ物のことだけが頭をかすめてしまいますよね?
しかし、空腹時には胃の中にグレリンという物質が放出されます。
このグレリンは血流に乗って脳の視床下部に届きます。
すると視床下部が空腹を理解し、食欲が増す仕組みになっているのです。
またグリレンは脳の「海馬」に届くと、シナプス(神経細胞と神経細胞をつなぐ部分)を30%も増やすという実験結果があります。
その結果、脳の動きが活発になり、グレリンが投与されたネズミでさえも、迷路を解く能力が高まるのです。
ですから空腹になると、反対に仕事の効率が上がるとも言えるのです。
その昔、戦をしていた侍がお腹がすいてしまうと戦どころか動けなくなってしまったということは容易に想像がつきます。
しかし、頭を使って仕事をする現代人にとっては満腹は敵なのかもしれません。
ある程度お腹をすかせてグレリンを放出させた方が仕事の効率が上がるということかもしれませんよ。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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