相手に投影される自分の問題
他人がこう変わってくれたら、自分の生活はこんなに良くなるのに……
あの人があれをしなければ、もっとビジネスが上手くいくのに……
この人が異動してくれれば、もっとチームワークが良くなるのに……
そう思ったことはありませんか?
そのようなことを考えたことがないという人は少ないはずです。
相手に投影される自分の問題
人は自分が嫌だと感じることや、自分が受ける困難、苦労を目の前に見えている物や人のせいにすることがあります。
あの人がこう変わってくれれば自分の状況は良くなるのにそう思って、自分が変わるよりも他人を変えようとするのです。
しかし、現実はそう簡単に他人を変えることはできませんし逆に、自分自身に問題があることが多いのです。
人は他人のことを変えることができません。
潜在意識に、相手が変わるようにとインプットしたところでその相手が思い通りに変わることはありません。
目の前の人間や物事に問題、欠陥、改善点が見えるのは自分自身のことが投影されているからだと、ともいえます。
自分の問題や嫌いな点は、なるべく避けて通りたいので実際に目の前でそれらを見せつけられると見せつける相手が良くないのだと思ってしまうのです。
しかし原因が相手ではなく自分にあることが分かる唯一の方法があります。
それは目の前の相手を別の人に変えて同じことをしてもらう方法です。
嫌なことをする人がいなくなっても別の人が表れ同じことをすると、今度はその相手が悪いと思ってしまいますよね。
問題は目の前の相手ではないのです。
自分の中にあるのです。
それに気づき、自分の問題を解決することが必要です。
そうしない限り、一生、相手のことを変えようとしてしまいますよ。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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