集中に必要なのは「リラックス」
ある雑誌に、立命館大学教授の陰山英男先生のインタビュー記事が紹介されていました。
陰山先生とは、息子の受験の時に一度、お目にかかったことがあります。
本当に子ども好きなやさしい先生です。
その中で、陰山先生は、親に対する教育について次の様に述べていらっしゃいます。
子供たちに集中して勉強して欲しいと思った場合、「今度のテストは大事だから、しっかりがんばらなきゃいけないよ」という親はダメなのです。
五輪メダリストの親は、子供に成績を要求しませんしメダリストは、リラックスする事に一番気を遣っています。
つまり、集中のために必要なのは、「緊張」ではなく「リラックス」なのです。
そして、子供の性格、過去の実績、心情、環境の全てを考慮した上で、親でなければ発することができない決め文句の様なアドバイスをすること。
素晴らしい親というのは、子供が本当に困っている時に、一言で勇気づける事ができる親だと私は強く思っています。
この記事の中で、印象的だったのは
集中のために必要なのはリラックスすることである
集中に必要なのは「リラックス」
オリンピックを楽しむことができるのはリラックスして競技に挑むことが出来る選手ではないでしょうか。
実は脳科学的にみても、スポーツで最高のパフォーマンスが発揮できるのはリラックスして、且つ集中している状態だといいます。
正確には、リラックスしすぎではないリラックス状態つまり、リラックスと緊張のリズムが作れた時に思い通りのパフォーマンスができるそうです。
よく、選手は、スタートラインに立つ直前に体をゆすったり、軽くジャンプしたりしますよね?
そして、スタートの位置につき「ヨーイ」のときは思いきりリラックスし「ドン」で一気に緊張することで爆発的なパワーが生まれるのです。
私の大好きなイチロー選手も同じ。
打席に入った後に、いつも決まった一連の動きでリラックス状態を作り、、、
ボールを打つ瞬間で、ベストパフォーマンスができる緊張状態を一気に作り上げます。
リラックスと緊張のリズムと循環が素晴らしいパフォーマンスを生み出すのですね!
では午後からも頑張っていきましょう!
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