言葉は神であった
ある人の目の前にペットボトルの水があるとします。
見ることができればこれがペットボトルの水だということが分かりますが、遠くに離れている人や、電話で話している人には、“ペットボトル” “水” という言葉を使わない限りこれらの存在を表すことはできませんよね。
当たり前のことですが、この当たり前のことをあまり考える機会が無いほど、私達は言葉を当然のように使っています。
しかし、概念は、言葉や名前があってはじめて存在を表すことができるものです。
言葉は神であった
人間の脳も、言葉や名前をインプットされてはじめて何なのかを認識することができるのです。
新約聖書 「ヨハネによる福音書 第1章」にこんな言葉があります。
初めに言葉があった。
言葉は神と共にあった。
言葉は神であった。
たった3行ですが、この概念も、言葉が存在するからそうだよなあ〜と理解することができるのですよね。
1日のプランを立てたり、1ヶ月、半年、1年の計画を立てたりする場合も言葉におこさない限り、脳は認識しません。
なんとなく頭でイメージした状態で過ごしてしまうと実行される日が遅れる気がしませんか?
プランや実現させたい事柄は、まず文字で書き出すことが大切です。
人は内的言語と外的言語の2種類の言語を持っています。
内的言語は、自分との対話や自分の心の声ですが外的言語は、それらを他人にも理解してもらえる言葉で自分の外に出すことを意味します。
頭でイメージしているのに、なかなか行動に移せないものがあるならまず、自分の心の声を、文字に書きおこしてみましょう。
“イメージしているものを言葉におこす”これが脳が認識するために必要不可欠なことです。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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