ビジネスはUSPがあるから成り立つ

買い物をする時、試しに使ってみてから買うということはあまりありませんよね？
お店で売っている洋服なら試着できたり食品売り場には試食品が出ていることもありますが、ほとんどの場合、店員さんが伝える言葉や
宣伝PRで使われているキャッチコピーを信じて購入しているはずです。

ビジネスはUSPがあるから成り立つ

ドミノピザといえば、「30分でアツアツのピザ」ボルボといえば、「安全」
中井隆栄といえば…「脳科学と心理学とマーケティングを活用した独自のノウハウで問題を解決する経営コンサルタント」というように、目の前のものが何なのか言葉で表現されているからお客様は買ってみようと思う訳です。

つまりお客様は、使ってみて良いから購入した訳ではなく「良さそうに聞こえたから」、「良さそうに見えたから」購入しているのです。
言葉の力は偉大ですよね！
この、「●●といえば○○である」で表現できる部分をマーケティング用語ではUSP（Unique Selling Proposition）と言います。
直訳すると「ユニークな売り込みの提案」という意味ですが分かりやすく言うと「自分独自のウリ」のことです。

ビジネスを成功させるためにはこのUSPが必要不可欠です。
USPがあると、自分ブランドが自動的に作り上げられ売上が上がるようになるのです。
ビジネスを始めたばかりの人は、商品やサービスが売れるのはその商品やサービスが良いからだと勘違いしやすいものです。

でも実際は有益な独自性が、USPとして明確な言葉に落とし込まれているから売れるのです。
テレビやネットの通信販売はその典型的な例でしょう。
もしUSPを探し出し、言葉に落とし込むのが難しいと感じているならご自分のビジネスを通信販売で売ることを仮定して考えてみると良いかもしれません。

それを見て自分がお客様だったら購入するだろうか？
そう考えると、他社とは明確に差別化されたUSPやキャッチコピーが出てくると思いますよ。

本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです！