ビジネス効果も時間差で起こる

お腹がすいた〜
という感覚は私達がほぼ毎日体験することですよね。
お腹がすくと胃が空っぽになるイメージがありグーッと音を立てるため空腹感はお腹が空になることによって起きると思う方もいるでしょう。
しかし、空腹感はお腹が空になるから起きるのではないのですね。

ビジネス効果も時間差で起こる

血液中のグルコース（糖分）濃度が下がってきて脳がそれを察知するために空腹感が発生します。
空腹感は、胃の状態ではなく「脳が糖分を欲しがっている状態」ということが言えるのです。

ただ、食事をしてもすぐに血液中のグルコース濃度が上がるわけではなく、実際の食事と脳が感じる満腹感の間にタイム差が生じます。
そのため、食べるスピードが早いと、脳が感知する前に食べ過ぎてしまったということもあるのです。

実際の食事と、その効果を感じる脳の間には時間差があるということですが、ビジネスでも同じようなことが起きると思いませんか？
例えば、ある対策を打ってもすぐに効果が現れないことがあります。
そのため継続する必要がない、やる必要がないとの判断を下すことがあると思いますが効果はある程度時間をおいて表れることもあるのです。

タイミングは其々なので何とも言えませんが、そのことに気づかず「効果がなかった」「影響がないようだ」と判断してしまうのはとても勿体ないことです。
正しいことを、正しい順番でやっていれば効果は出てきます。
このタイムラグの知識も頭の片隅に入れておくと良いかもしれません。

本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです！