共感脳を育み応援される人へ

人の成功を見ると、「たまたま運が良かったんでしょ？」
会社で評価され昇進している人を見ると、「あの人が部長になってもどうせ上手くいかないよ」
世の中には、そう思っている人が多くこんな言葉を耳にすることも多いはずです。
人がこのように発言してしまう理由は、人間の脳の中にある“自己防衛本能のメカニズム”のためです。

共感脳を育み応援される人へ

人は潜在意識の中で、「自分は成功するべきだ」「自分の仕事がもっと会社に評価されるべきだ」という不満を持っています。
そして自分が傷つくことを恐れる自己防衛本能が無意識に働くため「他人の成功」＝「自分の敗北（不満）」という思考から他人の成功や幸せを認めたくないという気持ちが働いてしまうのです。

結果、自分の損得にはまったく関係がない人物であるにも関わらず否定的な意見を放ってしまうのですね。
世の中に存在する、大半の人間はマイナス発想型であると言います。
他人の悪口、批判、自己の弁明をすることで自己を正当化し、安心しているのです。

しかし、マイナス発想、悪口、批判、自己弁解する人に伸びる人はおらず、逆に、これらの特性を除去すると、案外簡単に伸びることができると言います。
人は、自分一人で成功することはできません。
成功するためには他人から応援してもらう必要があります。
そのためには、相手の成功を自分の成功のように感じる「共感脳」を持つことが大切なのです。

「他人の成功や幸せ」＝「自分の敗北（不満）」ではなく
「他人の成功や幸せ」＝「自分の成功や幸せ」と思うことで人から応援してもらえる「共感脳」を育みましょう。

本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです！