母校を思い後輩指導を続ける世界的指揮者
京都市立京都堀川高等学校は私の母の母校であり、ヴァイオリニスト:葉加瀬太郎さんの母校でもあります。
同じくこの学校の卒業生である、世界的に有名な指揮者佐渡裕さんが同校を訪れ、定期演奏会を控えた生徒に演奏の指導をしてくれました。
「堀川高を出たのは大きな財産。当時の刺激を自分の中で大切にしている」
そうおっしゃる佐渡さんは、毎年、この時期になるとどんなに忙しくても時間を割いて来校してくれます。
母校を思い後輩指導を続ける世界的指揮者
「今年は定期演奏会に向けて、ショスタコーヴィチの交響曲第5番の演奏を指導してくださいました。佐渡さんは自らの堀音での思い出をまじえながら、楽章のとらえ方や、パッセージの解釈などを的確にわかりやすく説明され、生徒たちは、真剣に聞き、それを演奏に反映しようと頑張って演奏していました」
「演奏会を成功させることがこの恩に報いることになります」
7月21日に行われた第43回オーケストラ定期演奏会ではモーツァルト「魔笛」序曲、ハイドン「テレジアミサ」、ショスタコーヴィチ「交響曲第5番」を披露しアンコールにチャイコフスキー「くるみ割り人形」から花のワルツを演奏し、演奏会は終了しました。
お客様からは万雷の拍手をいただき、世界的指揮者、佐渡さんの後輩生徒は無事役目を果たし、安堵しているように見えました。
世界的に活躍する人物を輩出した堀川高もすごいですが母校や後輩を思い、毎年、指導を続ける先輩、佐渡さんも立派ですね。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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