「新らしいこと」は価値である
「今年の冬の新商品です!」
季節が変わると、テレビやデパートでそんな言葉を耳にする機会が増えますが、そういわれると何だか見ずにはいられなくなります。
特にiPhoneなど仕事で使う電子機器や自分の趣味に関連したグッズの最新版には敏感に反応してしまいます。
実はこの「新商品!」という言葉ですが私達の脳は、新しい製品に引かれ続けるようにできているのだそうです。
「新らしいこと」は価値である
神経科学者が被験者に1週間、小さな報酬を関連づけたカード選ばせて脳の活動をfMRIで画像化する実験をしたところ新しいカードを見せられた被験者の脳のある部位が活性化したと言います。
この新規性を好む性質は、その昔、私達の祖先が食料や生存に必要なものを狩猟採集したために発達したものと考えられているのですが、今もその性質が残り、現代人も新商品に飛びつくのはおもしろいものですよね?
流行りの文句や新商品におどらされる消費者の一人にはなりたくない一方、ビジネスを存続・継続するためには既存の商品やサービスに何らかの新規性を持たせる事が必要であるということがわかる気がします。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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