外発的動機は有効な手段である
子供の頃、お手伝いをするとお小遣いがもらえたという経験ありませんか?
あるいはやってくれうたらご褒美として「遊園地に連れて行ってあげる」「おもちゃを買ってあげる」と言われ、お手伝いしたという人もいるでしょう。
お小遣いやご褒美ではなく親から褒められるからという理由でお手伝いすることもあります。
“お小遣い”、“ご褒美”はどことなく不純な動機のように見え“親から褒められるから”が一番純粋な動機のように見えますが。。。
これらすべては心理学的に「外発的動機」といって有効な動機付けの方法であるとされているのです。
外発的動機は有効な手段である
実際、「外発的動機」がないと学習能力がひどく落ちてしまうことが確認されており、動物は全く学習ができなくなってしまうそうです。
良い例が、イヌに「おすわり」や「お手」を覚えさせる時ですよね。
上手くできたら、必ず褒めて、ご褒美のエサを与えるなど外発的動機をセットにして覚えさせることが原則です。
これは人間でも同じなのです。
子供の頃だけでなく、大人になった今でも「これを達成できたら、美味しいものを食べに行こう」「目標がクリアできたら、ご褒美に時計を買おう」といった報酬を予め決めておくと良いでしょう。
例えそれらが、ささやかなものであっても報酬があるから目標に向かっていくことができるのが人間なのです。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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