採算割れは天地自然の理に反する
「採算割れは天地自然の理に反する」これは、私が若い頃に師事していた経営の神様、船井幸雄先生の言葉です。
「採算のことまでそんなにシビアにならなくともいいじゃないか?」という友人に対して、船井先生は、こう述べたといいます。
「私は採算というのは根本的にこの世に存在できるかどうかの決め手であり、自助論ではないが、採算割れというのは他に依存するという天地自然の理にもっとも反することなのでこれはどうしてもゆずってはならないと思っている」
ビジネスには出費が伴い、それに対する収益があってはじめて採算がとれることになります。
採算がとれないと、ビジネスそのものが成立しないのです。
そこで今日は、お金について少し触れてみたいと思います。
採算割れは天地自然の理に反する
お金は根本的に、何のために受け取ることができるのだと思いますか?
実はお金は、「感謝の気持ちの表現」の1つなのです。
人間は他人から何かをしてもらって嬉しい、とても喜んでいるという時3つの方法によって感謝の気持ちを表します。
1つ目は、相手に対する「行動」です。
気持ちを行動に代えてお返しをします。
2つ目は「物」です。
プレゼントに形を代えて感謝の気持ちを表します。
そして3つ目は「お金」です。
気持ちをお金に託して、あなたがしてくださったことに対してお返しをします、あなたに差し上げます、という敬意の表れなのです。
お客様があなたのビジネスにお金を払うということはあなたのビジネスに対する感謝の表れ。
そして、ビジネスが世の中の人々に認められるだけの価値を提供しており、他に依存することなく存続する意義があることを示しているのです。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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