頑固な人は、可塑性の権利を放棄している?
この世の中には頑固な人がたくさんいます、よね?!
そう言っている私も、もしかしたらあなたも何かしら譲れない頑固な部分があるかもしれません。
その「頑固」について海馬の研究をする池谷裕二氏はこう言っています。
「頑固になるというのは、可塑性の権利を放棄していますからもったいないことです」。
頑固な人は、可塑性の権利を放棄している?
ご存知の通り、脳には「安定化指向」と「可塑性(かそせい)」という2つの大きな特徴があります。
その中の1つである「可塑性」とは外からの変化に対して少しだけ変化をする特徴のことでした。
例えば、粘土を指でつつくと
少しだけ凹みますよね?
テニスボールなどとは違いそのくぼみは元に戻ることがありません。
この元に戻らず少しだけ変化をとり入れる粘土のようなものが脳の特徴です。
自分の性格が「頑固」であるということは脳の特徴を無視してこだわりや固定観念を持ち続けているということ。
柔軟な脳の特徴を拒んでしまうことになりあまりにも、もったいないことですよね。
「頑固ということこそ、頭の悪い人の定義のひとつかもしれません」。
こう池谷氏がおっしゃるようにひとつの見方にとらわれないで新しい見方や思考で物事をとらえることができると生きやすく、また、生きる上での選択肢が
増えることでしょう。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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