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大赤字の会社を黒字にリサーチ法とは?

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中井隆栄 1dayセミナー

今から18年も昔の話になりますが私が今、顧問を務めている京都の不動産管理会社は急病で倒れた叔父のピンチヒッターとして私が社長となり始めたものです。
社長を任された当時、私は不動産業界の経験がまったくありませんでした。
また会社は大赤字で社員もあきらめムードだったのです。
しかし・・・
「赤字だということは会社がやっていることが受け入れられていない証拠である。その原因を根本的に解消しないと赤字は解消できない」
そう思った私は、「お客様の考えは、お客様に直接聞くのが一番」と不動産やマンション、テナントビルにある企業やオーナー様のところに出向いて次の2つの質問をして回ったのです。

大赤字の会社を黒字にリサーチ法とは?

1. 「現在、あなたが受けておられる不動産に関するサービスの中で、何かお困りのサービスはありますか?」
2. 「現在は存在していないサービスで、こんなサービスがあったらいいなと思われるものは何ですか?」

これはお客様の要望を調査する質問で1番目はニーズ、2番目はウォンツに基づいていました。
お客様が要望しているものは2種類あります。

1つが、「ニーズ」と呼ばれ、「●●しなければならない」という欲求を満たしお客様にとってなくてはならない必要不可欠なものです。
2つ目は、「ウォンツ」といってお客様の「●●したい」という欲求を満たしあると便利ですが無くても困らないものを指します。

約6ヶ月間、私は取引先や業界内外の関係者先に赴き山のような要望を集め、それを元に社内でとことん議論し他社ではやっていないオリジナルのサービスを100個作ったのです。
その結果、約2年半で管理物件を20倍に増やすことができ会社の経営もトントン拍子で軌道に乗りました。

このように、お客様のニーズとウォンツの分析をすることそして市場リサーチすることはとても大事です。
お客様、取引先、関係者のニーズとウォンツに見合ったサービスを提供することが提供する側である企業には求められているのですからね。

本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!

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