脳は否定的な出来事に反応しやすい
デパートの商品券5万円分が当たった時と5万円が入った財布を落とした時大きなショックを受けるのはどちらの出来事ですか?
恐らく、5万円が入った財布を落とした時の方が落ち込みますよね?
では、友人が自分のために何か良いことをしてくれた時と自分が嫌なことをしてきた時どちらが強く印象に残りますか?
たぶん、嫌がっていることをされた時ですよね?
でも、それは、どうしてでしょうか?
実は、人間の脳は、肯定的な情報よりも否定的な情報に影響されやすいという特徴を持っているのです。
脳は否定的な出来事に反応しやすい
これは、「否定的バイアス」と呼ばれています。
否定的な出来事があると人は不安を感じやすくなり脈拍数を増やしたりして闘争心や逃避反応が出てきます。
また、否定的な出来事は脳が情報処理をするのに時間を要するため人間の脳が優先的に反応するのです。
否定的な出来事を引きずってしまったりいつまでも思い出してしまうのはその人の性格に問題があるというよりは人間の脳の性質からきているといえるでしょう。
否定的な出来事が、そもそも起こらないことに越したことはないこしたことはないのですが。。。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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