「山崎」は日本のシングルモルトで一番好き♪
京都駅から京都線で山崎駅に降りると目の前に千利休が作った現存唯一の国宝茶室、待庵(たいあん)があります。
そこから7、8分歩くと、90年余の歴史を持つ「サントリー山崎蒸溜所」があり日々、工場見学やテイスティングに来る日本や海外からの観光客でにぎわっていますよ。
私も飲食店経営者時代に、自分の研修と、社員を連れての研修で、2回行きました。
蒸溜直後の白い(樽の色が付いてないので)出来立てのウイスキーを数種類楽しめます。
「山崎」は、日本のシングルモルトでは一番好きなウイスキーです。
今日はそんな「山崎」ウイスキーもブレンドしたサントリーホールディングスの名誉チーフブレンダー、輿水精一氏についてのお話ししましょう。
「山崎」は日本のシングルモルトで一番好き♪
40年余り、ウイスキー作りに関わる輿水氏は、チーフブレンダーとして、ブレンデッドウイスキーの最高峰と評された「響30年」等で日本のウイスキーに数々の名誉をもたらし日本産ウイスキーを世界に評価されるまでに押し上げました。
2015年には、ウイスキー業界の功労者を称える「ホーム・オブ・フェイム」を受賞し日本で初めて世界の殿堂入りを果たしています。
そんなウイスキーブレンダーである彼がやっていること、お分かりですか?
ウイスキーブレンダーってウイスキーのブレンドをする人でしょ?
という程度でとどまってしまいがちですが、樽ごとに異なる複数の原酒の個性を引き出し1つの新しい作品に仕上げることだけでなくすでにある製品の品質維持やリファインという役割も担っているのです。
新しいブレンデッド製品を生み出す時は10種類〜30種類の原酒を組み合わせることもあり、「響17年」に三十年ものの原酒を入れてクオリティの維持とリファインを心がけているのだとか。
アイデアとはすでにあるものの「足し算」と「引き算」であるというお話を私もしていますが、ブレンダーも、目と鼻と舌を使って「足し算」と「引き算」をしながら洗練されたウイスキーの味を生み出しているのですね。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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