あいまいな口グセは問題を引き寄せる?!
会社や家庭で良く耳にするなんとなく耳障りな口ぐせってありませんか?
その昔、私の京都の不動産管理会社でも「一応、○○しました」という“一応病”が流行ったことがありました。
「一応、○○を完了しました」「一応、○○さんに報告しておきました」「一応、○○になりました」
最初はたった1人の社員の口ぐせでしたがそれが他の社員にまで伝染し数ヶ月後には多くの社員が「一応」をつけて報告するようになってしまったのです。
あいまいな口グセは問題を引き寄せる?!
一応とは、とりあえず、ひとまず、という意味ですよね。
仕事を一応完了しても、未処理のまま放置されていると同じことになります。
その言葉を発している社員も完璧には終わっていないけれど・・・という認識が心の片隅にあったはずです。
案の定、社員の意識は、一応このレベルで完了しておけば良いだろうというレベルにまで下がりミスやトラブルがたくさん起きるようになりました。
たまりかねた私は、「一応」という口ぐせを禁止する「一応禁止令」を発令。
すると3週間ぐらいで、会社から「一応、○○しました」という口ぐせは消えました。
同時に、仕事での小さなミスやトラブルも減少していったのです。
知らず知らずに発しているマイナスの口ぐせが無意識にミスやトラブルを引き起こしていると思うと怖いですよね。
あなたも思わず口にしたくなってしまうマイナスの感覚を帯びる口ぐせがあればプラスに変えるようにしましょう。
●ツイてないなあ → ツイてる!
●いやだな〜 → たのしいな〜
●これ、まずい → これ、美味しいね
●なんだ、その程度か → それ、いいね!
●まずまずだね → すばらしい!
自然と気持ちもポジティブになりプラスの結果となって現れるはずですよ。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。参考になれば幸いです!
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